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【話題】天文学研究者からスピンアウトして起業!

横山広美のお知らせページで情報ゲット.

> 大学院での研究自体は,今の仕事には役に立たない。宇宙のずっと先がわかって
> も経済的には何も関係がない。しかし,研究手法である問題点の発見,洗い出し,
> 解決方法のアプローチなどは,すべての仕事に共通してゆく手法であり,考え方
> の基礎としてとても役に立っている。大学院にいってよくなかったことは,年齢
> と社会人経験のギャップ。研究を活かさない種類の仕事につくとなるとサラリー
> マンとしては少し痛い。早いうちから仕事をしたほうがよい場面もある。また日
> 本の大企業は,専門職以外での博士の受け入れには積極的でなく,実は外資系し
> か,博士課程修了者に門戸を開いていなかった。しかし人生何が幸いするかわか
> らないので,まだ結論づけるのは早い。人生万事塞翁が馬という言葉が最近とて
> も身にしみる。
>
> 自分が外資系の,人材の流動性が高い分野の会社にいたからかもしれないが,終
> 身雇用という概念はもうかなり幻想に近いと思う。おそらく今後の人たちは,よ
> り主体的に,自分のキャリアを考え,必要に応じて働く環境,手法を変えてゆく
> のだと思う。起業というのはその中のひとつの選択肢に過ぎないし,起業自体は
> 目的ではなく手段である。私は起業を,働き方の選択肢のひとつとして勧める。
> 起業しなくても自分の目標がかなえられる場所があればそちらに行けばいいと思
> うし,大企業のダイナミズムでしか実現できないことも多数ある。もちろん研究
> などは大学や研究機関に残ったほうがやりやすいだろう。よほどの資産があれば
> 話は別だが。私にとって起業は,自身の自由度を最大限にし,フットワーク軽く
> 働くための場所である。今は会社を日本に設立したが,1,2年のちにはシンガポ
> ールに拠点を移す予定である。このようなフットワークでいられるのも,起業な
> らではだと思う。

出典:
新興国で日本ブランドをつくる(理学部ニュース)

以前,岡島さんとはリヴィールラボラトリ時代に名刺交換した覚えがあります(手
許に名刺が残っています).

博士を出たからと言って,研究者稼業だけにしがみつくのはどうかと思っていたの
で,今回ご紹介いただいた理学部ニュースは,非常に興味深く読ませていただきま
した.

関連ブログエントリー:
岡島社長!(平松の活動記録 on tenpla.net)
天文学博士で社長:岡島礼奈さん。 (けやきのき)
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