SSブログ

【閑話休題】1L for 10L?

最近,盛んにボルヴィックについて触れられているなぎのねどこを読んで,ボルヴィ
ックのウェブサイトを見てみた.ボルヴィックの売上1Lあたり10Lの水がアフリカで
生まれるのだという.

1Lfor10L(volvic.co.jp)

ちなみにボルヴィックは,原産国がフランス.

昨日,NEDOカレッジでPET(ポリエチレンテレフタレート)の原料であるポリエステル
についての事例研究を学んだ.

ポリエステルの用途として,PETは繊維の約1/2の市場規模.世界規模のPET飲料の売上
の伸びに比例して,ポリエステルの需要も拡大の一歩を辿っている.PETがボトル用途
に受け入れられた理由として,包装容器素材としての優れた性能や,環境問題に対する
優位性が挙げられていたが,こと輸送に関する環境問題は別途考える必要がある.

国内のPET飲料ですら,中身よりもPET本体と輸送コストが価格の大部分を占めており,
加えて流通におけるCO2排出量は無視できない.

もちろん,業界団体もCO2排出量低減への取組みを進めてはいる.

地球温暖化対策 清涼飲料業界でのCO2削減の取り組み

これを敢えて輸入品を選択するということは,流通におけるCO2排出量を増やすことに
も貢献しているということにつながるのでは? とふと思った.
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。